こんにちは。10月緊急事態宣言が解除され、少し音楽をお届けする側にも活気が戻りつつあります。しかしながら、まだまだ油断はせずに一歩ずつ今まで通り進めていきたいと思っています。今秋の公演にお越しくださったお客様は、どなた様も、当会が用意しお願いしました感染予防の約束ルールを、きちんとお守り下さり、無事公演を終えることが出来ました。ありがとうございました。
 SAYAKAホールが開館している限り、最善を尽くして公演の開催をしていきたいと思っております。
 
 この一年、本当に我慢の連続でしたね・・・。
気持ちは明るく、心だけはいつも健康に過ごせることを目指したいと思っています。


 音楽愛好家協会「こんごう」の趣旨にご賛同くださり、入会していただき、ご一緒に地元ホールSAYAKAホールを支援しませんか?
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2017年4月7日金曜日

音楽愛好家協会「こんごう」渾身の力を込めてお送りする企画!!
東京藝大学長のヴァイオリニスト「澤和樹」氏と若手のポーランドのピアニスト「イグナツ・リシェツキ」氏によるSuper Summer Concertです。
澤さんは、東京藝大をこのような思いを持って導いておられます。
    
    芸術とは、人の心を動かすものです。
    芸術は食べ物と違い、無くなっても死ぬことはありません。
    けれども、一つの作品が、一人の人間の生きる力になることだってある。
    芸術には数学と違って、正しい答えはありません。
    受け手によって、その"価値"は何倍、何百倍と膨らむことだってある。

    芸術は万人に開かれたものですが、
    一方でとても個人的なものです。
    だからこそ先ず、誰かに伝わらなければ芸術とはいえない。
    そのうえで、個人に響くこと、
    それこそが芸術の、芸術としての存在意義です。
    
ヴァイオリニストで東京藝術大学学長の澤和樹です。1981年にシマノフスキ生誕100年を機に発足した「日本シマノフスキ協会」理事を務めております。
私は、藝大大学院生だった1977年の秋に、ポーランドのポズナ二で開催されたヴィエニアフスキ国際ヴァイオリンコンクールで入賞することができました。そのコンクール課題曲の中にポーランドの作曲家、カロル・シマノフスキ作曲の『神話』があり、特にその第1曲目の「アレトゥーザの泉」の神秘的な魅力に惹かれ、機会あるごとにリサイタルのプログラムの中に、シマノフスキ作品を取り入れてきました。
カロル・シマノフスキをご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか? クラシックファンの方々でも彼の音楽をご存知の方はごく僅かだと思います。ポーランド出身の作曲家としては、19世紀に活躍したピアノのショパンや、ヴァイオリンのヴィエニアフスキなどが知られていますが、20世紀初頭に独特の作風でバルトークやストラヴィンスキーに匹敵する名作を遺したシマノフスキは、残念ながら、我が国ではそれほどその魅力が知られていません。今回のコンサートでぜひこの作曲家の魅力をお伝えしたいと思っています。

そして、大阪狭山市で、このような音楽に触れることが出来る機会は、滅多にあるものではありません。ぜひ、SAYAKAホールに7月17日、お越しくださいませ。
          

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