音楽愛好家協会「こんごう」
からのごあいさつ 2005.7.24
発足にあたって
金剛山に抱かれた大阪の南の地より皆様にご挨拶を申し上げます。
さて、このたび大阪狭山市文化会館サヤカホールに拠点を置き、近隣の、音楽を愛好されるかたがたと手を結び、音楽文化活動を活性化するための核になれればと、音楽愛好家協会「こんごう」を創設いたしました。
演奏活動をしておられる方、音楽教育活動をしておられる方、音楽を勉強しておられる方、音楽を聴くことを楽しんでおられる方、クラシック音楽はまだお馴染みではない方等々さまざまなお立場の方々皆様で、この音楽愛好家協会「こんごう」にご参加いただきますようご案内申し上げます。そして、大阪の南のこの地に、音楽文化の根が張り、花が咲きますよう、少しずつ種を発信していきたいと思っています。
ひと昔前、次々と地方にホールが建てられました。しかし、地域の文化振興のためには赤字覚悟で、といううたい文句も時代の流れには勝てずに、今あちこちで閉鎖の危機に瀕しているホールがたくさんあります。私たちの大阪狭山市は、地域の文化は地域で守っていこうと決意しました。そして、市の依頼により指定管理者となった大阪狭山市文化振興事業団がその指定管理費のギリギリの予算の中で運営しています。せっかく立派なホールが目の前にあるのです。そこに住む私たちが自分たちの力で利用していかなくてはならないのではないでしょうか?音楽は、人を傷つけません。音楽は、目には見えないけれど、確かに人の心を優しくします。ホールは、私たちみんなの宝です。文化の中心としての大阪狭山市文化会館さやかホールを近隣の人々やホールと連携を取りながら、みんなで盛り上げていこうではありませんか。